
- 生活が苦しいと感じることがある人は78.4%!
- 生活が苦しくなるタイミング1位は「大きな出費が重なった」とき!
「真面目に働いているのに生活が苦しい」「給料を減らされて生活が立ち行かない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
生活が苦しいため節約に励んでいるのに、ストレスが溜まるばかりでなかなか効果を感じられない人もいるかもしれません。
そこで今回、株式会社ビズヒッツが運営するビジネス上の問題解決を考えるメディア「Biz Hits」は、全国の男女500人に
「生活が苦しいときの対処法」
についてアンケート調査を実施。
今回はそのアンケート結果について解説していきます!
生活が苦しいと感じることがある人は8割!?

全国の男女500人に「生活が苦しいと感じることがありますか」と聞いたところ、
- いつも感じる
- 時々感じる
が合わせて78.4%でした。
8割近くの人が「生活の苦しさ」を感じているとわかりました。
中には「一生懸命働いて無駄遣いもしていないのに、なぜか生活が苦しい」という人もいるでしょう。
生活が苦しくなるタイミング1位は…?

「どんなときに生活が苦しくなるか」と質問したところ、最も多かった回答は「大きな出費が重なったとき(85人)」でした。
- 2位「急な出費があったとき(79人)」
- 3位「収入が減ったとき(78人)」
- 4位「物価・税金が上がったとき(62人)」
と続きます。
「大きな出費」「急な出費」など、全体的には支出が増えたときに生活が苦しくなると答えた人が多くなっています。
ただ「収入が減った」も3位。
1位 大きな出費が重なった
- 車検や保険料などが重なったとき(30代 女性)
- 車の税金や車検が重なり、多額のお金が一瞬にしてなくなってしまうときです(40代 男性)
- 買い替えや修繕が重なったとき(50代 男性)
例えば春は税金の支払いシーズンであり、いろんな税金を一気に払うのでツラいと感じる方も多いです。
春に車検や保険料の支払い、賃貸物件の契約更新がある方は、納税と重なって支出が大きくなります。
バラけて支払い時期が来るなら問題なく対応できても、重なってしまうと「苦しい」と感じる人も多いでしょう。
2位 急な出費があった
- 家電などが壊れて、予期しなかった支出が出たとき(30代 女性)
- 冠婚葬祭などで急に出費があった時(50代 女性)
- 「急遽実家に戻る用事ができた」「パソコンが壊れた」など、急な入用のとき(60代以上 男性)
急な出費として代表的なのは「冠婚葬祭」や「家電の故障による買い替え」です。
ギリギリの生活費で家計を回している場合、急に万単位の出費があると、出費が重ならなくても苦しくなってしまいます。
急な出費にも慌てないように、「予備費」をもっておきたいですね。
3位 収入が減った
- アルバイトの収入が減少したとき(20代 男性)
- フリーランスで毎月収入が異なるため、収入が少ない月は少しだけ生活が苦しいと感じてしまいます(30代 女性)
- 旦那さんの給料が少なくて生活費があまりもらえない月。いろいろ切り詰めなければいけなくてしんどい(40代 女性)
「時給制」「日給制」「出来高制」で働いている人は、月によって収入に差が出ます。
また「転職して収入が減った」「業績不振で給料が減った」というケースもあるでしょう。
予定していた収入が得られなくても必要な生活費は変わらないので、生活が苦しいと感じてしまいます。
4位 物価・税金が上がった
- ガソリンも食品も値上げして、電気代や水道代も上がったから、「家計がしんどいな」と思う(20代 女性)
- 物価高で、以前とほぼ同じ生活をしていても貯蓄できる金額が減ったとき(30代 男性)
- 物価が上がり、食費や日用品費が想像以上にかかったとき(50代 女性)
「以前と同じ生活をしていても、生活のコストが高くなっている」と感じている人も多数。
物価高で支出が増えてしまったので、生活が苦しいと感じる人も多くなっているようです。
「急激な値上げについていけず、苦しい」「物価はあがっているのに、給料は増えない」という切実な声もありました。
5位 子ども関係の支出があった
- 子どもが産まれて、安くはない育児用品をいろいろ買わなければいけないとき(30代 女性)
- 子どもの学費がかかるようになったので、お金が貯金に回らなくなりました(40代 女性)
- 次男が関東の大学に進学し下宿を始めた。「引っ越し代」「生活費」「帰省代」「自動車学校代」など、いくらお金があっても足りない(50代 男性)
「出産関連費用を払ったとき」「進学して学費などがかかるようになったとき」「習い事を増やしたとき」などの回答が多く寄せられています。
入園・入学時には入学金などの初期費用や学用品の購入費用もかかるので、一時的に支出が膨らみます。
学校によっては「制服」や「学校指定のかばんや体操服」などが高額で困ることもあるでしょう。
「子どもに我慢させたくないから養育費や教育費は妥協できないが、家計は苦しい」というご家庭も多そうです。
6位 月末・給料日前
- 月末になると家賃やクレジットカードの支払いで苦しいです(20代 女性)
- 月末は手持ちのお金が少なくなるので生活が苦しいと感じます(40代 男性)
給料日前に手持ちのお金が尽きてしまい、苦しいと感じる人も多いようです。
また月末や月初にクレジットカードの支払い日がある場合、引き落とし額を用意するために節約生活せざるを得ないケースもあるでしょう。
7位 医療費を払った
- 体調が悪くなり病院に何回か通って支払額が増えたとき(50代 男性)
- 医療費がかかるとき。検査などはとても高いです(60代以上 女性)
入院や手術をすることになると、まとまった金額がかかります。
負担を軽減する「高額療養費制度」もありますが、月当たり数万円~10万円程度の自己負担となることも。
また時給制や出来高制で働いている人の場合、体調を崩すと医療費がかかるだけではなく、仕事ができなくて収入も減ってしまいます。
医療費増と収入減のダブルパンチで「生活が苦しい」と感じる人もいるのではないでしょうか。
生活が苦しいときの対処法1位は!?

生活が苦しいときの対処法、ダントツ1位は「節約する(333人)」。
生活が苦しくなったら支出を抑えようとする人が多いとわかりました。
一方で、
- 2位「副業する(122人)」
- 3位「ポイ活する(36人)」
など、収入を増やそうとする人もいました。